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大阪桐蔭は強すぎてつまらないは本当?その背後にあるもの

大阪桐蔭強い

いつも高校野球シーズンになると甲子園の大会には欠かせない強豪校『大阪桐蔭』の存在が話題になります。

この学校は、たくさんの有名なプロ野球選手を育ててきたことでも有名ですが、その一方で、強すぎてつまらないという批判もあるようです。

たしかに、野球は勝ち負けがすべてではありませんが、大阪桐蔭の場合は毎年のように全国大会に出場しており、その強さは目を見張るものがあります。

高校野球というのは、勝敗だけでなく、選手たちの様々なドラマや、地域との交流など、様々な醍醐味があるスポーツでもありますが、大阪桐蔭の強さが卓越しすぎると、それらの面白さが薄れてしまうのかもしれません。

ただ、それでも、なぜ『つまらない』という言葉が出るのかは理解できる部分もあるでしょう。

一方で、大阪桐蔭のファンの声を聞いてみると、「この強さを誇る学校に、つまらないとは言えない」という意見もあるようです。

確かに、強いチームを目の当たりにして生き生きと応援することも、楽しさの一つかもしれません。 今後、大阪桐蔭はどのように進化していくのでしょうか。

大阪桐蔭はなぜ強いのか?

大阪桐蔭の強さの要因を3つに絞ると次のようになります。

スカウト力

西谷監督は全国から優秀な選手を見つけ出し、スカウトすることに長けています。

彼の努力により、U-15日本代表メンバー等の一流の選手が大阪桐蔭に集まるようになりました。

この高いスカウト力は、甲子園常連校を選ぶよりも、大阪桐蔭に進学する選手たちにとって、甲子園に出場し、さらには優勝する可能性、またプロ野球選手になる可能性を高めています。

少人数精鋭制

1学年20人までという少人数精鋭制度は、西谷監督が一人ひとりの選手をよく見るための工夫です。

全学年合わせても60人程度の部員数しかいませんが、そのほとんどが各都道府県の代表選手クラスで、その中から厳選された9人だけがレギュラーになります。

この選手層の厚さも、大阪桐蔭の強さの一因と言えます。

ずば抜けた練習量

大阪桐蔭の選手たちは、3年間の野球漬けの生活を送ります。

全員が寮に入ることを義務付けられており、ほぼ学校と寮の往復だけの生活で、あるいはコンビニに行くのも2か月に1回という徹底した練習体制を取っています。

ここまで練習に励むチームは他になく、その結果として大阪桐蔭は甲子園で優勝することを目標に掲げることができています。

大阪桐蔭スカウト実例

大阪桐蔭のスカウト力、少人数精鋭制、そしてずば抜けた練習量は、以下の例からも明らかです。

大阪桐蔭についてSNSでは

大阪桐蔭強すぎてつまらないと意見ありますね。。。

大阪桐蔭はいつから強くなった?

創立から約40年の歴史を持つ大阪桐蔭高校は、大阪府の名門私立高校として知られています。野球部が設立されたのは1988年で、現在の部員数は64人にまで膨れ上がっています。

しかしながら、その存在感は過去30年間で飛躍的に高まりました。特に注目すべきは、春の甲子園に13回、夏の甲子園には12回の出場を成し遂げたことです。それだけでなく、そのうち春は4度、夏は5度の優勝を達成しています。

かつて大阪の高校野球界は、清原和博や桑田真澄といったスーパースターを生み出したPL学園が君臨していました。

しかし2009年、PL学園野球部が一連の暴力事件により廃部となると、その地位は急速に変動しました。

2002年の夏、初めての夏の甲子園出場を果たした大阪桐蔭は、PL学園の空白を埋めるかのように台頭しました。

以降、大阪の代表格として、甲子園に定期的に名を連ねる存在となりました。そして今では、大阪桐蔭の名前といえば、甲子園を代表する強豪校の一つというイメージが定着しています。

まとめ

大阪桐蔭の強さの秘訣は、スカウト力、少人数精鋭制、そしてずば抜けた練習量です。これらの戦略により、大阪桐蔭は甲子園での優勝を見据えることができており、他の強豪校とは一線を画しています。

これらの要素が組み合わさって、大阪桐蔭は高校野球の世界で圧倒的な強さを誇っています。

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